2人のクリエイターが出会うとき、魔法が解き放たれます。ニューヨークのソーホーで出会ったクリエイティブ・ディレクター兼共同設立者のブリジット・マクガワンと世界的に有名な写真家・アーティストのナイジェル・スコットは、アートや人生、シンプルさの中に見出す美についてアイデアや新しい視点を交換しあいました。

ブリジットとナイジェルは、ナイジェルの作品「The Blue Series」について語り合いながら、ブリジットとナイジェルの瞬間をとらえ、最新のカプセルコレクションでバッグとして生まれ変わりました。

芸術的なコラボレーションの重要性と、青という色を考えるときに呼び起こされる感情について、ふたりは語り合っています。

「2012年にクリアギャラリー東京で、キュレーターのヨウイチナカムタの展覧会「Conversation in Blue」を開催したことがあります。このとき、展覧会にあわせて初めて本を出版したんです。その後、パリのコレットでショーをしたら、カール・ラガーフェルドが観に来てくれたんです。そのとき、本を買ってくれて、サインを頼まれました。

私にとって青は、笑顔になれる色です。誰もが笑顔になれる色だと思います。毎日、目が覚めるとこの色に「ありがとう」と言うんです。ファッションフォトグラファーだった頃、モノクロで撮影するとき、私はそのシンプルさが好きでした。このブルーのシンプルさが、私をノックアウトしました。

青は私にインスピレーションを与え続けています。これらの扉や友情をすべて開いてくれた一色です。環境について考えるとき、より多くの人が海や空の青に目を向けることで、それらをきれいに保つことがいかに重要であるかを伝えることができます。海は青くなければならないし、空も青くなければならないのです。それはとてもシンプルなことです。 このコラボレーションは、調和のとれた結果です。

このブルーがState of Escapeと私を結びつけてくれました。普段はしないようなことの扉を開いてくれたのです。製品のデザインと私のイメージを使うことは素晴らしいことで、この小さな色をこのように混ぜることで、私たちを結びつけてくれるのは素晴らしいことです。アートピースは、コレクションのデザインの純粋さと見事に調和しています。私は今、トリップしていますし、本当に光栄に思っています。

次の個展では、引き続きブルーをフィーチャーする予定です。超大型のペインティングをテストしていて、ポートレートをやりたくてうずうずしています。現在トロントのスタジオでアイデアを試しているところです。」

「私たちから見ると、一枚のアート作品と私たちのデザインがうまく融合し、美しい結果を生み出すことができれば、それは素晴らしいパートナーシップの証となります。一方が強いのではなく、アートがバッグを美しくし、バッグがアートを美しくする。私たちは、お互いに重要な、調和のとれた創造的な結果を作ることに行きつきました。

創造性は、それがキャンバスであろうと、他の方法であろうと、実に様々な形で現れます。今朝、ニューヨークの写真を撮るのをやめられませんでした。タクシーを降りた瞬間、街の他の色、グレー、高層ビルのプレス加工された金属のシルバーに対して、ブルーの色が息を呑むほど強調されました。まるで絵の具で塗ったような色です。今朝は本当にきれいでした。

ナイジェルが言ったように、青は彼を笑顔にします。今朝、顔を上げたとき、本当に幸せな気持ちになりました。」

ブルーの世界に浸り、State of Escape x Nigel Scottコレクションをご覧ください。